2010年12月03日
フラゴリーノ
左側が先日の片添祭に持参したスパークリングワインです。
左 TOSO FRAGOLINO ROSSO 750ml 7.5% 880円(やまや価格)
右 ABBAZIA FRAGOLINO 750ml 7.5% 698円(某店価格)
イチゴの香りのするスパークリングワインです。
一般的な「シャンパン」(モエ等)は辛口(BRUIT)が多いですが、これは甘口で飲みやすく美味しく、しかも安い(!)ので今後も継続購入しちゃいそうです。
いろんなメーカーが作ってるようですね。ちょっとググッたりしてみましたので、興味のある方は続きをどうぞ!
そう言えば、自称イタリア人って方が何人か居たような・・・(笑)
この「フラゴリーノ」はイタリア産ワインですが、イタリア語でイチゴを意味するのが「フラゴラ」だそうです。
じゃあイチゴから作ったワインなのかと言えばそうではなく、「イチゴの香りをつけたスペシャルワイン」なのです。
これだけ聞けば簡単そうなのですが実はもっとややこしい話が根底にはあります。
フラゴリーノはもともと、「ウヴァ フラゴラ(別名ウヴァ アメリカーナ)」という名前のブドウを発酵させて作ったワインのことを意味していたらしく、この名前から想像できるように、イチゴの香りがするから「ブドウイチゴ」などという名が付いたこのブドウ。それから作られるのはイチゴの香りが豊かなワイン、「フラゴリーノ」となったのです。
じゃあ何故「イチゴの香りをつけたスペシャルワイン」と「ウヴァ フラゴラを発酵させたワイン」の2種類があるのか?それは「ウヴァ フラゴラ」からワインを作る事が法律で禁止されているからです。「ウヴァ フラゴラ」は発酵させると「メチルアルコール(有毒)」が生成され、それを大量に摂取すると最悪の場合死亡するからだそうです(恐)そのためフラゴリーノは誕生したようですね!
ところでこのブドウ、害虫対策の副産物だったそうです。
1800年代初頭、アメリカ大陸からブドウの木の害虫がフランスを皮切りに伝染し、ヨーロッパ全体に大きな危害を加えました。もちろんイタリアも例外ではなく、その際の対処として、害虫に対して耐性の強いブドウの品種が同じくアメリカから伝わり、それらを接木したことから雑種が生まれ、結果として「フラゴリーノ」が作られたと言う事になります。
農家の方やワイナリーにとって害虫には困ったものですが、この害虫のおかげでフラゴリーノが誕生できたのは「酒呑み」としては良いことと言えるのかどうか(汗)
さて、イタリアに行く事があるあなた、ヴェネチア辺りに寄る事があれば居酒屋でこっそりと「ウヴァ フラゴラのフラゴリーナ」をオーダーしてみてください。ボトルにラベルのないワインを出してくれるかもしれません。えっ、非合法ワインだろって?はい、そうです!! でも、現地の方々は未だに密かに作ってこっそりと飲んでるらしいですよ。
メチルアルコールの心配はありますが、「基準値を少し超えている程度らしい・・・」ので、少しくらいなら?
まあ「自己責任」と言うことで、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!!
もし何らかの事故があっても当方は一切責任を負えませんので、悪しからずご了承いただきます(爆)
じゃあイチゴから作ったワインなのかと言えばそうではなく、「イチゴの香りをつけたスペシャルワイン」なのです。
これだけ聞けば簡単そうなのですが実はもっとややこしい話が根底にはあります。
フラゴリーノはもともと、「ウヴァ フラゴラ(別名ウヴァ アメリカーナ)」という名前のブドウを発酵させて作ったワインのことを意味していたらしく、この名前から想像できるように、イチゴの香りがするから「ブドウイチゴ」などという名が付いたこのブドウ。それから作られるのはイチゴの香りが豊かなワイン、「フラゴリーノ」となったのです。
じゃあ何故「イチゴの香りをつけたスペシャルワイン」と「ウヴァ フラゴラを発酵させたワイン」の2種類があるのか?それは「ウヴァ フラゴラ」からワインを作る事が法律で禁止されているからです。「ウヴァ フラゴラ」は発酵させると「メチルアルコール(有毒)」が生成され、それを大量に摂取すると最悪の場合死亡するからだそうです(恐)そのためフラゴリーノは誕生したようですね!
ところでこのブドウ、害虫対策の副産物だったそうです。
1800年代初頭、アメリカ大陸からブドウの木の害虫がフランスを皮切りに伝染し、ヨーロッパ全体に大きな危害を加えました。もちろんイタリアも例外ではなく、その際の対処として、害虫に対して耐性の強いブドウの品種が同じくアメリカから伝わり、それらを接木したことから雑種が生まれ、結果として「フラゴリーノ」が作られたと言う事になります。
農家の方やワイナリーにとって害虫には困ったものですが、この害虫のおかげでフラゴリーノが誕生できたのは「酒呑み」としては良いことと言えるのかどうか(汗)
さて、イタリアに行く事があるあなた、ヴェネチア辺りに寄る事があれば居酒屋でこっそりと「ウヴァ フラゴラのフラゴリーナ」をオーダーしてみてください。ボトルにラベルのないワインを出してくれるかもしれません。えっ、非合法ワインだろって?はい、そうです!! でも、現地の方々は未だに密かに作ってこっそりと飲んでるらしいですよ。
メチルアルコールの心配はありますが、「基準値を少し超えている程度らしい・・・」ので、少しくらいなら?
まあ「自己責任」と言うことで、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!!
もし何らかの事故があっても当方は一切責任を負えませんので、悪しからずご了承いただきます(爆)
Posted by コヨーテ at 00:30│Comments(6)
│酒
この記事へのコメント
なんちゃってドンペリと言ってたヤツはどっちでしたっけ??
お店に行って順番に飲んでみようかと思っていたんだけど、わかれば教えて♪
お店に行って順番に飲んでみようかと思っていたんだけど、わかれば教えて♪
Posted by ぷー
at 2010年12月03日 10:08

>ぷーさん
画像の左側、「TOSO FRAGOLINO」の方ですよ。
我が家は最初(11/12)ABBAZIAを飲んで知ったんですが、その後購入店では残り1本しかなく、やまやでTOSOを見つけたんです。
例の「あの店」ならもしかしたらFRAGOLINOを置いてるかもしれないよ?
画像の左側、「TOSO FRAGOLINO」の方ですよ。
我が家は最初(11/12)ABBAZIAを飲んで知ったんですが、その後購入店では残り1本しかなく、やまやでTOSOを見つけたんです。
例の「あの店」ならもしかしたらFRAGOLINOを置いてるかもしれないよ?
Posted by コヨーテ
at 2010年12月03日 11:36

飲み損ねた・・・_| ̄|○
何回も読みなおしてようやく意味がわかりました。
ウヴァフラゴラのフラゴリーナは売っちゃだめで、売ってるフラゴリーナは単にイチゴの香りをつけただけのもの。
で、合ってる?^^;
飲んでみたいな~~~
何回も読みなおしてようやく意味がわかりました。
ウヴァフラゴラのフラゴリーナは売っちゃだめで、売ってるフラゴリーナは単にイチゴの香りをつけただけのもの。
で、合ってる?^^;
飲んでみたいな~~~
Posted by Bauer at 2010年12月03日 18:30
UPありがとうございます。
で、早速帰りにお店へ行きましたよ♪
「TOSO」の方ですが3本しかなく、しかたなく全部買い占めました(^^;
片添で美味しかったんですもの~(笑)
ABBAZIAも飲んでみたいですね。
で、早速帰りにお店へ行きましたよ♪
「TOSO」の方ですが3本しかなく、しかたなく全部買い占めました(^^;
片添で美味しかったんですもの~(笑)
ABBAZIAも飲んでみたいですね。
Posted by karen at 2010年12月03日 20:02
>Bauerさん
一本しか無かったのであっと言う間になくなりましたからね〜(^^)
説明、ややこしかったかな?解釈はそのとおりですよ!ただし、ウヴァ フラゴラからは作っちゃダメな事になってます。でも、きっとそっちの方が美味しいんでしょうね〜(^^;;
一本しか無かったのであっと言う間になくなりましたからね〜(^^)
説明、ややこしかったかな?解釈はそのとおりですよ!ただし、ウヴァ フラゴラからは作っちゃダメな事になってます。でも、きっとそっちの方が美味しいんでしょうね〜(^^;;
Posted by コヨーテ at 2010年12月04日 01:14
>karenさん
行動が早いですね!しかたなく?ハハハ、買い占める気持ちは分かりますよ(^^)
ABBAZIAも美味しかったですよ。ただし、販売店を捜すのは難しいかもしれません。因みに、私は東広島市内の大型ディスカウントストアで購入しましたが、単発ものだった様です(T_T)
行動が早いですね!しかたなく?ハハハ、買い占める気持ちは分かりますよ(^^)
ABBAZIAも美味しかったですよ。ただし、販売店を捜すのは難しいかもしれません。因みに、私は東広島市内の大型ディスカウントストアで購入しましたが、単発ものだった様です(T_T)
Posted by コヨーテ at 2010年12月04日 01:21
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